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​お教会って、どんなところ?

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こちらは金光教宇都宮教会の御広前(おひろまえ)です。

 

広前とは神様の御前という意味です。どなたでもお参りすることができます。他宗教を信仰されている方もお参りできます。朝7時まえから夜8時まで、一日の休みもなく開いています。

○ 御神前(ごしんぜん)

天地金乃神様(てんちかねのかみさま)をおまつりさせていただいています。天地金乃神様のお体はこの天地そのものです。ですので外に居ても建物の中に居ても、どこに居ても神様のお体の中に居させていただいていることになります。どこに居ても神様への思いは通じますが、神様へ御礼、御詫、御願いをさせていただく場所として御広前があります。

例えば人間関係においても、お世話になった人に御礼をする、不手際のお詫びをする、どうしてもお願いをしたいことがある、という時に電話やメールでも用件は済みますが、実際に足を運んでお話しさせて頂くとより一層丁寧で気持ちが伝わります。

 

神様に対しても同じことです。足を運んで御礼、お詫び、御願いをさせて頂くことで神様により真心が伝わります。

○ 御霊前(ごれいぜん)

宇都宮教会の歴代の教会長先生や教徒の御霊様(みたまさま)がおまつりされていますが、ご自身のご先祖様や、祈らせていただきたい御霊様のことを想いながらお祈りされて結構です。

私(道代先生)は、学生時代の部活の仲間や職場でお世話になった方で亡くなられた方のこともいつも御祈念させていただいています。

○ 御結界(おけっかい)

右端の先生が座っている場所を御結界(おけっかい)といいます。

「界」という字は辞書で調べてみると「さかい(境)」という意味があります。神様と人間の間に座らせていただき、神様と人を「結ぶ」役割を頂いています。

もう少しわかりやすく言うと、先生はお参りされた方のお話(御礼、御詫、お願い)を聴かせていただいて、神様にをお伝えさせていただきます。

 

困りごとを聴かせていただいた時は、どうすればよい道がつくのか、幸せになれるのかを神様に祈らせて頂きながらお参りされた方にお話をさせていただきます。

 

人間はみんな神様のお子さまです。神様は人間が不幸をしていると一緒に悲しみ、助かって欲しいと願っておられます。しかし神様には人間のような体も口もありませんので、言葉や手取り足取り伝えたくても伝えられない。その神様の想いを伝えるために私たち金光教教師は存在しています。

人の想いを神様に伝え、神様の想いを人に伝える。これを「御取次(おとりつぎ)」といいます。

金光教宇都宮教会は宇都宮の地に開教して令和3年で110年を迎えました。110年の間、一日の休みもなく5代に渡って御取次を続けさせて頂いております。

 

金光教には一般的に言われる入会退会のようなシステムはありません。願いがあれば教徒(先祖代々のご葬儀など金光教式でお仕えさせて頂く)になることができますが、こちらから宗旨替えを勧めるようなことは一切ありません。

どなたでもご自由にご参拝ください。

○ 参拝の仕方

あくまでも参考までにですが、御祈念(ごきねん)の作法についてGIFを作成してみました。お作法を知らなくても大丈夫ですので心配なさらずご参拝ください。

 

 

 

 

○ 宗教に不安を持たれておられる方へ

現代は宗教というと「怖い」「危ない」というイメージが先行しがちな時代と思います。様々な事件、霊感商法、宗教2世の問題などメディアが取り上げているニュースやドキュメントを私も拝見しております。

インターネットの質問サイトなどでも「結婚相手の家族が金光教の信仰をしているが大丈夫でしょうか」「金光教って危ないですか」などの質問をお見かけします。

金光教の成り立ちや歴史はネットで調べればすぐ出てきますが、不安を持たれている方が知りたいことはもっと具体的なところかと思いますので、思いつくことを少し書かせて頂こうと思いました。こちらのページをご覧ください。

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